作成日: 2022/04/10 最終更新日: 2022/04/10
村山浅間神社
指定天然記念物など見どころの多い神社

概要
今回は富士宮市にある、「村山浅間神社」を紹介します。
前回紹介した「山宮浅間神社」の近くにある神社になります。
合わせてこちらもご覧ください。
村山浅間神社ってどんな場所?
「村山浅間神社」は静岡県富士宮市にあります。
山宮浅間神社の時も言いましたが、富士宮市で浅間神社といえば、有名な「富士山本宮浅間大社」が浮かびますが、富士宮市にはそれ意外にも見どころのある浅間神社が存在します。
場所としては、富士宮市街から北側に向かった場所にあり、市街〜朝霧高原の間に位置します。
山宮浅間神社からは東側に車で5分程度と非常に近い距離にあるので、合わせて参拝するのがオススメです。
こちらも駐車場がしっかりと整備されていて、アクセスしやすくなっています。
ただちょっと場所がわかりずらく、神社を抜けて左上の坂道にあるので注意してください。

神社へ
鳥居を抜けて神社へ向かいます。


境内は小石がひかれた広い庭園のようです。スペースがあるのでかなりゆったりとできます。


村山浅間神社のイチョウ
中央には巨大なイチョウが鎮座しています。

これは静岡県指定天然記念物の「村山浅間神社のイチョウ」で、鍾乳洞のような気根がが特徴です。

たしかに巨大な鍾乳洞のようなこぶが見受けられます。(画面下の方の枝)

境内を探索
本殿と思われる建物と合わせて右側にも鳥居があり、奥まで進めるようになっています。

本殿の裏側にもう一つの本殿のような建物が連結されていてちょっと不思議です。
昔はこっちが本殿だったのでしょうか。

本殿の横には「冨士山興法寺大日堂」と呼ばれる大きい木造の建築があります。

こちらもかなり貴重な文化財のようですね。
明治初年まで存在した興法寺(こうほうじ)の中心的な建造物で、部材の状況や絵洋彫刻の特徴などから江戸末期の建造と考えられ、江戸時代の建造物としては現存する唯一のものである。建物内には、木造大日如来坐像や役行者(えんのぎょうじゃ)像が祀られ、柱には富士峰修行の打札が残り、かつての修験信仰の面影を強く伝えている。 ※「大日堂」から「冨士山興法寺大日堂」に名称が変更されました(平成25年8月)
http://www.city.fujinomiya.lg.jp/fujisan/llti2b0000001lrf.html
境内の奥を探索
境内の奥にある鳥居の先にも山道が続いています。ちょっとした冒険のようなワクワク感がありますね。

山道を登っていくと奥には、ほこらのような建物があり、こちらも参拝ができるようになっています。

護摩壇(ごまだん)
山道を降りて、境内の東側へ向かうと開けた広場があります。

一角には石が積まれた場所があり、護摩といった火を用いる儀式に使われる炉を置くために使われているようです。


村山浅間神社の大スギ
境内を下っていくと、巨大なスギがあり、非常にインパクトがあります!
こちらも静岡県指定天然記念物に指定されている「村山浅間神社の大スギ」です。

樹齢は1000年以上と、非常に歴史がある大杉です。

木の一部が既にダメになっているようで、支えによって補強がされています。
このまま枯れずに、ずっと残っていて欲しいですね。

まとめ
富士宮市にある、「村山浅間神社」を紹介しました。
広い境内に様々な見所があって、楽しむことができました。
富士宮に来た際には、「山宮浅間神社」と合わせて是非訪れてみてください。
情報
タイトル | 内容 |
---|---|
名称 | 村山浅間神社 |
住所 | 〒418-0012 静岡県富士宮市村山1151 |
駐車場 | あり |
HP | http://www.city.fujinomiya.lg.jp/fujisan/llti2b0000001lrf.html |