作成日: 2021/07/01 最終更新日: 2021/07/01
光長寺
沼津の歴史のある寺院。建築と自然が楽しめる
概要
今回は沼津市にある、「光長寺」を紹介します。
非常に歴史があり、建物と自然のどちらも楽しめる寺院になっています。
梅雨の時期に散歩しても楽しめる場所です。
光長寺って?
光長寺は法華宗大本山で、700年以上の歴史をもつと伝えられている。寺の創建についてははっきりしないが、旧記によれば、もとは天台宗の寺院であったものが、文永年間(1264年~1275年)空存の代に、日蓮上人の高弟日法上人の布教により改宗したと伝えられている。
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山門から本堂への参道には、辻之坊、南之坊、東之坊、西之坊、山本坊の5つの塔頭(たっちゅう)が並び、大本山にふさわしいたたずまいを見ることができる。なお、光長寺は「ぬまづの宝100選」に選ばれている。
https://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/profile/bunkazai/jiinn/kouchou.htm
700年以上の歴史を持つという事に驚きですね。
5つの塔頭(小寺)と本堂から構成される6つのお寺という、非常に大きいという点も驚きです。
場所やアクセス
静岡県沼津市岡宮にあり、位置的には東海道線の三島駅と沼津駅の間で、東海道線の線路から少し北上した場所にあります。
最寄り駅は御殿場線の大岡駅になります。
すこく奥まった小さい道路脇に巨木がある駐車場があり、初めて訪れると驚くと思います。
以前から何度もこの道路を通るたびに、気になっていたのですが、今回ついに訪れる事ができました!
ちなみに駐車場は2箇所あり、もう一つは細い路地を進んだ本堂内にありますが、お散歩目的ならばこちらがオススメ。
境内
参道〜小寺
この巨木は楠(くすのき)で、近くで見ると圧巻です。
樹齢700年とい事で寺院と同じ年月を重ねてきたようですね。
案内板には、塔頭(小寺)と本堂などが書かれています。
この看板を見てもこの寺院の大きさを感じられますね。
寺院の前には、仁王門という、両脇に2体の仁王像が佇んだ門があります。
こちらの像は慶安5年(1652年)に作られ、江戸時代の金剛力士像の基準作として注目され、市の有形文化財に指定されているそうですね。
門を抜けると、大きく伸びた参道が続いています。
両サイドに小寺が並んでます。
それぞれに、庭園と本堂があり非常に大きい寺院だという事が実感できます。
本堂
参道を抜けると、本堂へ繋がる階段あります。
寺院ながら少しモダンな、門が面白いですね。
本堂内も広く、多くの木々があり、癒されます。
6月に訪れたこともあり、紫陽花が非常に綺麗でした!
本堂内には多くの歴史のある建物があります。
「光長寺御宝蔵」という、国の有形文化財もあります。
昭和4年に宝物収納法要を行った市内最古の鉄筋コンクリート建造物の一つだそうです。
残念ながら建物は遠くから眺めることしかできません。
まとめ
沼津市にある、「光長寺」を紹介しました。
歴史のある建築物と、巨木や自然も堪能できる場所でした。
沼津にこんなに歴史のある建物があるというのは、なんだか嬉しいですね。
情報
タイトル | 内容 |
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名称 | 光長寺(こうちょうじ) |
住所 | 〒410-0011 静岡県沼津市岡宮1055 光長寺 |
駐車場 | あり |
HP | https://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/profile/bunkazai/jiinn/kouchou.htm |