作成日: 2021/05/14 最終更新日: 2021/05/15
そば処 砂場
伊東市川奈にある蕎麦屋さん。揚げだし豆腐せいろがウマイ!
概要
今回は静岡県伊東市のそば屋、「そば処 砂場」さんを紹介します。
伝統的なそば屋さんながら、様々な種類のそばを取り扱うお店でした!
砂場って?
そば屋さんで「砂場」ってお店の名前をよく見かける事がありませんか?
調べてみたところ、由来があるようでした。
砂場(すなば)は、大坂を起源とする蕎麦屋老舗のひとつ。蕎麦屋の老舗としては、更科・藪とあわせて3系列が並べられることが多い。
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名称の由来は、大坂城築城に際しての資材置き場のひとつ「砂場」によるものとされる。
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江戸への進出
江戸への進出時期についても明確な記録はないが、1751年に出版された『蕎麦全書』に「薬研堀大和屋大坂砂場そば」の名称が、1781年-1789年に出版された『江戸見物道知辺』に「浅草黒舟町角砂場蕎麦」の名称が、それぞれ見られる。ただし大坂の砂場との関係は明らかではない。
江戸末期の1848年に出版された『江戸名物酒飯手引草』には、6軒の「砂場」が紹介されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/砂場_(蕎麦屋)
大阪城築城の時から使われている名前という事で、非常に由来がある名前のようですね。
恐らく、長い年月をかけて暖簾分けでどんどんと全国へ広がって広がったのでしょうか。
そば処 砂場ってどんなお店?
今回紹介する、「そば処 砂場」さんは静岡県伊東市川奈にあるお店です。
伊豆急行の川奈駅が最寄りになります。
駐車場もありますので、車でのアクセスも可能です。
以前紹介した、小室山リッジウォーク MISORA(小室山公園)からも近いので、行きや帰りのごはんとして寄るのも良いのでは。
そば処と書かれた看板が目印です。
東京浅草の砂場の暖簾分けのお店のようですね。
先ほども紹介したように江戸時代には、「浅草黒舟町角砂場蕎麦」といったそば屋が浅草にあったのでその系譜のお店なのかもしれませんね。
店内は広々としていて、木目調の色彩で統一されていて落ち着きがあります。
お座敷席でゆっくりできました。さりげなく置かれたガラス細工も綺麗です。
伊東といえば、ガラス細工の体験工房などもあるので、伊東で作られたものかもしれませんね。
メニュー
※2021/5月時点のものを一部抜粋、全て税込
- ●あたたかいそば、うどん
- かけ 780 円
- たぬき 800 円
- 玉子とじ 900 円
- 山菜そば 900 円
- ちからそば 950 円
- 若鶏南蛮 950 円
- 山かけ 1,000 円
- カレー南蛮 1,000 円
- 車海老天ぷら 1,850 円
- ●つめたいそば、うどん
- せいろ 780 円
- ざるそば 880 円
- おろしそば 900 円
- 納豆おろし 1,000 円
- とろろせいろ 1,000 円
- 鴨せいろ 1,300 円
- 揚げだし豆腐せいろ 1,050 円
- 車海老天せいろ 1,850 円
- ●ご飯もの
- 車海老天丼 1,900 円
- かつ重 1,000 円
- 親子丼 950 円
一部だけピックアップしましたが、非常にメニューの種類が多くて、何を注文するか迷いますね。。
実食
迷いましたが、揚げだし豆腐せいろを注文しました。
揚げだし豆腐とそばの組み合わせって、そういえばあまり見た事がないのでめずらしい気もします。
こちらが、揚げだし豆腐せいろになります。
だいこんおろしがたっぷり載っている揚げ出し豆腐は、つゆも含めて温かく、冷たいそばとは対照的です。
冷たいそばを、温かいつゆで食べるというつけ麺的な食べ方は新鮮ですね。
しっかりと味が染みた揚げ出し豆腐は単品で食べても絶品。
つゆの中には鶏肉も入っていて、嬉しいですね。
めんは太めで、食べ応えがありました。
こちらは玉子とじ。
こちらも出汁が効いていて、おいしかったようです。
そば屋といえば、最後は蕎麦湯。
この赤い湯桶を見ると、そば屋に来たなぁと実感します。
まとめ
伊東市川奈の「そば処 砂場」さんを紹介しました。
豊富なメニューで、様々な味のそばやうどんを楽しむ事ができます。
伊東に観光等で来た場合には是非、訪れてみてください。
情報
タイトル | 内容 |
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名称 | そば処 砂場 |
住所 | 〒414-0044 静岡県伊東市川奈1256−45 |
時間 | 11:00 ~ 20:00 |
駐車場 | あり |
休日 | 火曜日 |